ここのところ中国産水産物が日本産と偽装して
販売されていたという報道が相次いでいる。
鳴門産と偽って販売された中国産ワカメ、
熊本産と偽って販売された中国産アサリ、
日本産と偽って販売された中国産うなぎ。
熊本産と表示して売られていたアサリは
ほぼすべてが中国産で、
国産よりも多くの中国産アサリが
国内に出回っているという。
われわれが外食で食べるアサリは
その多くが中国産で、
水産物売り場で売られる
国産表示のアサリまでが偽装であれば、
中国産食品から逃れられない。
スーパーでは日本産表示と並んで
中国産表示のうなぎの蒲焼が売られているが、
少し高いが安全な日本産を選んでも、
それすら産地偽装の中国産であれば、
どうしようもない。
われわれが中国産から逃れる唯一の方法は、
正確な産地表示を徹底させるしかない。
そのためには、まず産地偽装の厳罰化が
必要である。
ここで取り上げた中では、鳴門産と偽って
中国産を販売したワカメ業者は逮捕されたが、
アサリとうなぎの業者は、
「表示の是正」を指示されただけだった。
こんなことでは産地偽装は
絶対に無くならない。
また、私たちが外食をする際にも、
出された食品の産地がどこかを尋ねることも、
意味があるだろう。
産地によって売り上げに大きな差が出て、
産地偽装が厳罰化されるということであれば、
中国からの食品の輸入量も減るだろうし、
安易に産地偽装に手を染める輩も
少なくなるだろう。
いまのままでは
日本という美しく安全な国に住みながら、
汚れた中国の危険な食品を
食べさせられ続けることになる。
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