抗うつ薬を卒業するまで

投稿者: | 6月 24, 2019

僕の鬱病発症からその治癒までの

今回は第3回目。

前回は、「良い医師とは治してくれる医師」

というようなことを書いた。

代々木上原にある個人病院の心療内科で、

抗うつ薬「デプロメール(=ルボックス)」、

抗精神病薬「ドグマチール」、

そして抗不安薬と睡眠薬を処方されて、

僕の鬱病状態は急速に改善された。

医師は「デプロメール」の処方量を

当初の1日2回、25mgずつから、

徐々に増やそうと思っていたようだが、

僕の症状改善状態を見て

当初のままの処方が続けられた。

薬の副作用としては、

時に若干の躁状態になって、

議論が白熱してしまう

というようなことがあった。

また「ドグマチール」の影響かと思うが、

女性化乳房のような症状が現れた。

僕はかなりのやせ形で、

胸の筋肉や脂肪はほとんどないのだが、

このころ、胸が若干ふくらんで

きたように感じられた。

副作用のこともあり、2年くらいたって、

薬を1日2回から1回に減らしてもらった。

そして、1日1回の状態が

それから5年ほど続いた。

症状が改善するにつれて

薬を止めたいという気持ちは常にあって、

医師と相談の上、2日に1回、

3日に1回とさらに減らしていった。

「1週間に1回でも大丈夫のようだ」

と僕が主張すると、

「そんな少量で効くわけがないんだけどね」

と医師は言ったが、

まあ、お守りのような服薬が

その後、さらに数年続いた。

薬を止めることには何度かチャレンジしたが、

結婚式での挨拶を頼まれたり、

仕事でプレゼンテーションがあるなど、

緊張する場面では、

どうしても薬に頼らざるをえなかった。

そして、心療内科に通い始めて10年余りで、

ついに睡眠薬を除くすべての薬から

解放されることになった。

睡眠薬も現在ではほとんど飲んでおらず、

眠れぬ夜に無為な時間を過ごすことがないように、

予備的に持っているような感じだ。

精神の病は回復に時間がかかるというが

それは治らない病ではない。

パニック障害は、その原因が精神的なもの

とわかった段階でほとんど現れなくなるし、

抑うつ的な気分も、ちょっとした失敗を

何度も何度も心の中で思い悩まなければ

深刻化しない。

薬を飲みながら、長い間にわたって

心の中に作り上げられた負の悪習慣を

断ち切ることで、

身体も心も少しずつ回復していく。

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