「恵方巻」という風習

投稿者: | 1月 29, 2021

僕は関西出身だが、

子供の頃に「恵方巻」などという風習は

聞いたことがなかった。

「恵方巻」の風習は、

バレンタインデーのチョコレートと同様、

広告屋が考え出したものである。

セブンイレブンが1989年に

広島県の一部店舗で『太巻きを節分にどうぞ』

と売り出したのが始まりのようで、

1998年から全国展開したという。

だから、40代以上の人にとって、

子供時代に「恵方巻」の記憶は

ないのではないだろうか。

まあ、節分に太巻きを食べるのは、

たとえ広告屋が考え出したものだとしても

特に問題はない。

問題は食べ方である。

太巻きを丸かぶりするという食べ方は、

もともとは船場の旦那衆が、

花街でやっていた遊びが発祥

という説が有力だ。

つまり、遊女に太巻きを丸かぶりさせ、

その様子が男性の一物を咥えるのに似ているという、

淫靡で下らない遊びである。

そんなお遊びを、節分の日、大人も子供も、

男も女も、みんなでやっているというのに

僕は釈然としないものを感じる。

そもそも巻き寿司というものは

丸かぶりのような下品な食べ方ではなく、

切って食べるものだ。

手巻き寿司でない限り、

鉄火巻きなどの細巻きも、

丸のまま食べる人などいない。

上品に一口大に切って食べる。

「節分に恵方を向いて太巻きを丸かぶりすると

縁起がいい」というのも、

おそらく広告屋のでっち上げだろう。

節分には「恵方に向けてお祈りをする」

くらいにしておいて、

太巻きは適当な大きさに切って

おいしくいただきたいものだ。



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