原発問題のお粗末

投稿者: | 7月 19, 2019

1000年に一度といわれた大震災と大津波、

東電の準備不足と様々な不運が重なって

起こってしまった福島原発事故。

しかしながらその後の旧民主党政権、

原子力規制委員会の対応を見ると、

お粗末としか言いようのない現実が浮かび上がる。

国際放射線防護委員会(ICRP)は

年間100ミリシーベルト以下の低線量被ばくの

人体への健康被害は明らかでないとしつつ、

被ばく量はできる限り少ないのが良いとの視点で、

年間20~50ミリシーベルト以下という

基準を設けている。

しかしながら旧民主党政権は

「年間1ミリシーベルト以上は許容しない」

という極めて非科学的な基準を設けたのだ。

この年間1ミリシーベルト神話により、

福島の地域社会は崩壊し、

復興は遅々として進まず、

仮設住宅での孤独死といった

悲惨な人災を生んだのである。

また原発再稼働の判断においても

原子力規制委員会はありもしない活断層や

非現実的な火山噴火の影響などを問題にして

電力会社に無理難題を押し付けている。

さらにひどいのは福島第一原発に設置された

夥しい量の汚染水タンク。

あの水は様々な放射線物質を除去して、

残っているのは自然界にもたくさんある

トリチウムだけだという。

これは充分に水で薄めて海に流すのが

世界の常識なのに、

海産物への風評被害を恐れて

どうにもならない状況に追い込まれている。

いま福島で汚染水を海に放出する基準は、

たとえばセシウムは1リットル当たり1ベクレル以下。

ペットボトルで売られている日本の飲料水の基準は、

セシウムが1リットル当たり10ベクレル以下。

つまり飲料水の1/10の濃度にしなければ、

汚染水というきれいな水は

海に流せないのである。

電気というのは私たちにとって

最も大切なライフラインだ。

この電力安全保障は、

多様なエネルギーミックスによって

保たれるものである。

いまは多くの原発が止まり、

火力発電に過度に依存する

状況となっている。

夜や曇りになると発電できない太陽光や

風の強さによって電力量が左右される

風力といった不安定な自然エネルギーは

原発の代わりにはならない。

北海道で発生したブラックアウトが

もし冬場であれば、

多くの死者を出したのではと言われている。

そうした悲惨な事故が起こってから

原発再稼働を言い出しても手遅れであることを

日本人は知るべきなのだ。

反日マスメディアの恐怖プロパガンダに

騙されてはいけないのである。

※このエントリーは「それでも原発が必要な理由」

(櫻井よしこ・奈良林直著、WAC)を参考に

書かせていただきました。

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