ゲノム編集食品って安全なの?

投稿者: | 12月 9, 2019

早ければ年内にも市場に出回るという

ゲノム編集食品だが、

消費者庁はゲノム編集技術で品種改良した

農水産物の大半について、

その表示を義務付けないのだという。

ゲノム編集技術には、特定の遺伝子を切断し、

①外部から遺伝子を挿入する場合

②外部から遺伝子を挿入しない場合

に分けられ、

今回の表示を義務付けないのは、

②外部から遺伝子を挿入しない場合

ということのようだ。

②外部から遺伝子を挿入しない場合は、

遺伝子の改変がゲノム編集によるものか、

従来の育種技術で起きたのか判別できず、

表示義務違反があっても分からないから、

というのがその理由だという。

遺伝子組み換え食品のように、

自然界では起こりえない別の遺伝子を

組み入れるのではなく、

従来の品種改良との差異が

科学的に判別できない改変だから、

安全性は高いようにも思えるが、

異常に太った真鯛の映像などを見せられると

少し不気味な感じもする。

しかしながら、僕たちが安心して食べている

「和牛」などの餌として輸入されている飼料は、

既にほとんどが遺伝子組み換え作物であり、

普段どれだけ遺伝子組み換え食品に気を付けていても、

加工食品や外食産業において、

遺伝子組み換え作物は幅広く使われているはずだ。

いずれにしても僕たちの食品選択の幅は、

かなり狭められているのである。

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