『政府が行っている輸入食品のモニタリング検査で、腸管出血性大腸菌汚染が判明した食品や、基準値を大幅に上回る残留農薬汚染・残留抗生物質汚染が判明した食品が、国内にそのまま流通し、全量ないし一部が消費されている(文末の表参照)。厚生労働省の「輸入食品の違反事例」統計(2016年5月〜19年8月)を筆者が調査し、その実態が判明した。
現在、輸入食品の食品衛生法に基づく検疫検査における検査率は、わずか8.3%(18年)で、91.7%の輸入食品は無検査で輸入されているが、検査のうち約3割は政府が自ら行い、これがモニタリング検査と呼ばれるものだ。日本全国の港湾や空港の検疫所に配置されている食品衛生監視員(420名)によってなされるが、最大の問題点は、検査結果が判明する前に輸入が認められ、国内流通して消費されてしまうということである。(後略)』
(BUSINESS JOURNAL 2019.09.24)
https://biz-journal.jp/2019/09/post_120158.html
我が国の輸入食品に対する衛生検査が、
いかにいい加減であるかということを
このレポートが物語っている。
輸入食品の検査率はわずか8.3%(18年)で、
それ以外は無検査で日本国内に流通しており、
検査されたものも、
検査結果が判明する前に国内流通して
消費されてしまうというのだから恐ろしい。
『腸管出血性大腸菌に汚染されている
白菜キムチが国内流通し、一部が消費されている』
という事例もあったようで、
事態は深刻である。
これでは日本国内で、食中毒が
発生するのを防げない。
検査に違反した食品が、
流通・消費されているとしたら、
無検査で輸入するのと
何が違うのだろう?
詳しくは引用サイトの2ページ目の一覧を
見ていただきたい。
違反国は15か国に上るが、
タイ(12件)・中国(7件)・韓国(7件)からの
輸入食品が多い。
自分や家族の健康を守るために、
頭に入れておいた方がいいだろう。
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