お正月に毎年話題になるのが
お餅をのどに詰まらせる事故である。
今年も「東京消防庁が1日夕、同日午後4時
までに東京都内(稲城市と島しょ部を除く)で
70代~90代の男性5人が餅をのどに詰まらせ、
救急搬送されたと発表した。」ことを
医療サイト・朝日新聞アピタルが伝えている。
https://www.asahi.com/articles/ASP1164JMP11UTIL00H.html
記事によると、1人が死亡し、
他の4人も心肺停止の重症だという。
お餅を食べるときに、
のどに詰まりそうになるのは
多くの人が経験することだと思うが、
普通は何とか飲み下し、
大事には至らない。
しかしながら、飲み込む力が
減退する高齢者にとっては、
死の危険すらある
恐ろしい事故につながってしまう。
東京消防庁は、「餅を小さく切る
▽ゆっくりとかんでから飲み込む
▽乳幼児やお年寄りと一緒に
食事をする時は注意を払う
▽餅を食べる前にお茶や汁物でのどを潤す
▽応急手当ての方法を調べておく」
などを呼び掛けている。
僕の経験で言うと、
お餅を口に入れた段階で、
「ちょっとやばいかな」というのは
分かっている。
それを「なんとか行けるだろう」と
安易に飲み下してしまうことが
大変な事態を招いてしまう。
「やばいかな」と思ったときは、
ゆっくり噛んで、小さくするとか、
思い切って器に戻すなどの
英断が必要だと思う。
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