見るべき映画1『チップス先生さようなら』

投稿者: | 7月 22, 2020

1939年公開の英米合作映画。

不器用で、消極的な性格から生徒に不人気な「チップス先生」が、

旅先で「キャサリン」という利発で情熱的な女性と出会い、

結婚することで、生徒から慕われる教師へと変貌していく。

「キャサリン」は出産時に赤ちゃんとともに儚く死んでしまうが、

「チップス先生」は戦争など時代の大きなうねりの中で、

生徒の子供、孫の世代まで教育に関わり続ける。

旅先での「キャサリン」との出会いから結婚に至るシーンが

この映画最大の見せ場と言っていいだろう。

「キャサリン」を演じたグリア・ガースン

の美しさには圧倒される。



25歳から89歳までの「チップス先生」の64年間を演じる

ロバート・ドーナットの演技も味わい深い。

「チップス先生」が死の床で、

見舞った人が身寄りのない彼を哀れんでいるのを耳にして、

「子供はいる。何千人もの子供がな。

何千人もの子供たちが、みんな私の息子なんだ」と語り、

多くの子供たちの姿がオーバーラップして、

最後に一人の少年が「チップス先生さようなら」

と呼びかけ、幕を閉じる。

◇原作:ジェームズ・ヒルトン

◇監督:サム・ウッド

◇1940年の第12回アカデミー賞で

作品賞をはじめ7部門にノミネートされ、

ロバート・ドーナットが主演男優賞を獲得した。



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