見るべき映画2『ラブ & ドラッグ』

投稿者: | 7月 23, 2020

2010年のアメリカ映画。

セックス依存症気味のチャラ男

「ジェイミー(ジェイク・ジレンホール)」と

パーキンソン病を患う美しい女性

「マギー(アン・ハサウェイ)」とのラブコメディ。

重いテーマを軽やかに描いた秀作である。

医薬品大手ファイザーで営業マンの職を得た「ジェイミー」は、

営業先の病院の職員から患者まで様々な女性に声をかけ

セックスを楽しむ。

「マギー」もそんな女性の一人だった。

ところが、いつしかお互いがかけがえのない

存在であることに気づき始める。

「ジェイミー」はこれまで誰にも言ったことがなかった

「アイ・ラブ・ユー」の言葉を口にし、

最初は病気を理由に恋愛関係を頑なに拒否していた彼女も、

彼の愛を受け入れるようになる。

「ジェイミー」は、あるパーキンソン患者の集会で

患者を妻に持つ男にアドバイスを求め、

その答えに衝撃を受ける。

男はこう話したのだ。

「今すぐ別れを告げて、健康な女を探せ。

妻を愛しているが二度とはゴメンだ。

最愛の人が別人になってしまう。体も心もな。

いずれは寝たきり、着替えもできなくなる。

下の世話も人任せだ」。

この後「ジェイミー」は「マギー」の病気を治すために奔走するが、

「マギー」は「ジェイミー」が病気の自分を

受け入れられないことを覚り、別れを決意する。

ある時「ジェイミー」はセックスの前に

「マギー」を映したビデオを見る。

そこで彼女は

「“今が”幸せよ。あなたの顔に差す光、

窓から入るそよ風、こんな瞬間が二度となくてもいい。

今があるから、それでいい。何も望まない。

今この瞬間だけは、私のもの」と語っていた。

「ジェイミー」は「マギー」の自分に対する愛の深さを知り、

あるがままの彼女を受け入れようと、

彼女のもとへ向かうのだ。

製薬会社が舞台であるだけに、

「性格をデザインする」とまで言われた

「プロザック」「ゾロフト」といった抗うつ剤や、

ED治療薬の「バイアグラ」など

僕らの時代に大きな話題をさらった

クスリが登場するのも面白い。

いくつかのセリフを抜き書きしたが、

この映画にはいくつもの「いいセリフ」が

散りばめられている。

◇監督:エドワード・ズウィック

◇原作:ジェイミー・レイディ

『涙と笑いの奮闘記 全米セールスNo.1に輝いた〈バイアグラ〉セールスマン』

◇ゴールデングローブ賞・サテライト賞・ワシントンDC映画批評家協会賞で主演男優賞・主演女優賞にノミネートされ、2010年の第15回サテライト賞においてアン・ハサウェイが主演女優賞に選ばれた。



応援のクリックお願いします

映画レビューランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください