見るべき映画5『世界にひとつのプレイブック』

投稿者: | 8月 6, 2020

2012年に公開されたアメリカ映画。

第85回アカデミー賞では

作品賞を含む8部門にノミネートされていたので、

ご覧になった方も多いだろう。

この映画は精神を病んでエキセントリックな行動に走る

男と女の破天荒なラブコメディだ。

高校の教師だったパット(ブラッドリー・クーパー)は、

自宅で妻のニッキー(ブレア・ビー)と同僚との不倫現場に

遭遇したことでおかしくなる。

一方、ティファニー(ジェニファー・ローレンス)は、

夫の死のショックで性依存症になり、

女性を含む会社の同僚全員と肉体関係を持ったことで

トラブルになり失職。今は心理療法を受けている。

はじめは精神病院を退院したばかりの

パットの粗暴な言動が目立ち、

何となくザラついた気分にさせられるが、

友人ロニー(ジョン・オーティス)夫妻の食事会で、

妻ヴェロニカ(ジュリア・スタイルズ)の妹である

ティファニーとの出会いから物語は展開する。

出会いの瞬間からお互いに強く惹かれあう二人だが、

パットは妻と復縁するという大目標があるため

それを認めようとしない。

それからパットの行くところに

ティファニーがストーカーのように現れ、

やがてダンスの得意なティファニーが

パットを社交ダンスに誘うが、

ティファニー姉妹が元妻の友人であることから、

パットは元妻との連絡の橋渡しを条件に

誘いに応じる。

二人はダンスを通じて打ち解け、

ダンスコンテスト出場を目指して

練習を続ける。

ダンスコンテストの日、

ロニー夫妻は会場に元妻のニッキーを

連れてきてしまい、

ティファニーは激しく動揺する。

ティファニーとパットは、

息の合ったダンスを披露するものの、

レベルの違いから他の参加者からは

失笑や慰めの声が聞こえる。

しかしながら、ダンスコンテストの得点が、

パットの父親(ロバート・デニーロ)の

賭けの対象にもなっており、

その目標をクリアしていたことから、

パットとティファニーたちは大喜び。

それからパットは元妻のニッキーに歩み寄るのだが、

その親密な様子を目にしたティファニーは

失望して会場から足早に立ち去る。

しかし、パットの愛はすでに

ニッキーから離れていた。

そして、パットはティファニーを追い、

愛を打ち明けるのである。

アカデミー賞では多数の部門にノミネートされる中、

ジェニファー・ローレンスが主演女優賞を獲得したが、

彼女の存在感がこの映画に

独特のインパクトを与えている。

パットを演じたブラッドリー・クーパー、

その父親役のロバート・デニーロも

いい味を出している。

僕がオールタイムベストテンを選ぶなら、

ぜひとも加えたい1本だ。

◆監督:デヴィッド・O・ラッセル

◆脚本:デヴィッド・O・ラッセル

◆原作:マシュー・クイック

◆第85回アカデミー賞をはじめ多数の映画賞にノミネートされ、受賞している。とりわけジェニファー・ローレンスの演技に対する評価が高く、アカデミー賞主演女優賞、放送映画批評家協会賞コメディ女優賞、デトロイト映画批評家協会賞主演女優賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞、インディペンデント・スピリット賞主演女優賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞主演女優賞、サテライト賞映画主演女優賞、全米映画俳優組合賞主演女優賞などを獲得している。



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