『山形県天童市の弁当業者による、ノロウイルスが原因の食中毒で、県は28日、新たに幼児も含めた134人の患者が確認され、計239人に上ったと発表した。重症者はいないという。県によると、幼児が通う施設に仕出し弁当を届けていたことが新たに分かった。134人のうち77人が1~6歳の幼児だった。医療機関を受診した人も105人(うち1~6歳22人)に上った。県食品安全衛生課は、調理従事者の便からノロウイルスが検出されていること、弁当に共通の食材がないことから、調理従事者を介して食中毒が広まったとみている。(後略)』
(医療サイト 朝日新聞アピタル2020年12月30日 7時59分)
https://www.asahi.com/articles/ASNDY6SDMNDYUZHB001.html
ノロウイルスに関しては、
死者さえ出ることもあるのに、
根本的な原因食材が
特定されないケースが多い。
この記事でも、計239人もの食中毒者を
出したというのに、
調理従業者を介して食中毒が広まったと
結論付づけている。
では、その調理事業者が
どうしてノロウイルスに感染したのか、
これが判らない限り、
次の食中毒に備えることはできない。
もちろん、この調理従業者が
ここ数日の間にどこに行き、
何に触れ、何を食べたのかを調べ上げ、
原因食材を突き止めるのは困難だと思う。
しかしながら、それを突き止めない限り、
その原因食材による食中毒の危険性は
どこまでも広がっていくだろう。
僕は毎年、
ノロウイルスのニュースを聞くたびに
根本的な原因食材が
曖昧にされていることに
釈然としない思いを抱くのである。
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