スプーン有料化問題の問題点

投稿者: | 5月 26, 2021

政府は3月9日、事業者にプラスチック製品の

削減を義務づけるプラスチック資源循環促進法案を

閣議決定したという。

環境省は成立後、省令でコンビニエンスストアの

プラ製スプーンや飲食店のストローの有料化などを

検討しているようだ。

前回のレジ袋有料化では、ゴミ捨て用など

様々に再利用されていたレジ袋が減少したため、

逆にポリ袋の売り上げが倍増したという

笑い話のようなニュースも流れた。

コンビニのプラ製スプーンやストローなどは

「必要ですか?」とひと声かければ、

それなりに減少すると思われる。

今は無条件にレジ袋に投入されるために、

僕の場合、タイミングが合えば

「スプーンは要りません」などと言うが、

投入後になってしまうと

面倒だからそのままもらってしまう。

そもそも必要な人はお金を出して

購入することになるのだから、

有料化がプラ製スプーンやストローの

減少にはつながらない。

さらに言えばプラスチック製品の何が問題か、

ということには決着がついていない。

よく「地球温暖化」と言われてきた言葉が

最近では「気候変動問題」と言い換えられているが、

確かに日本ではここ数十年で温暖化しているようだが、

それでは地球全体を見てどうなのか?

「地球が確かに温暖化していること」

「その原因がCO2であること」は

まだ決着のついていない問題なのである。

最近出てきた海洋プラスチックや

マイクロプラスチックの問題も、

極めて政治的な問題である可能性が高い。

今は政治力を持つ巨大な勢力が

ショッキングな映像や

自分たちに都合の良いデータを用いて

世論を誘導しているに過ぎない。

無駄を省くのは賛成であるが、

レジ袋のように有効に再利用されているものを

有料化して客にもお店にも無益な負担を強いるのは

止めてもらいたい。



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