産地偽装には打つ手なし

投稿者: | 12月 18, 2020

先日、「中国産」のうなぎの蒲焼が「鹿児島県産」として

販売されていたという話題を取り上げたが、

今度は小豆、「あんこ」の偽装表示。

「北海道ニュース」の記事によると、

旭川市の食品加工会社「福居製餡所」が

2017年4月から2020年6月までの約3年間、

「中国産」の小豆を「十勝産」と偽って

卸売会社に少なくとも3万9810キロを販売し、

1492万円を売り上げていたという。

https://news.yahoo.co.jp/articles/461e1d81d30431673caa294561ef979f55a866fc



これに対し北海道は、

「正しい表示をしているかの点検や是正をしたうえで販売することや、

表示違反の原因を究明し報告するよう求めた」という。

前半の「正しい表示をきちんとしなさい」というのは

当たり前のことだし、

後半の「表示違反の原因を報告しなさい」というのは

記事でも「十勝産の小豆が高騰したから」と言っているのだから

意図的にやったのは明らかだ。

にもかかわらず、営業停止などの処分については

どこにも書かれていない。

「産地偽装」は消費者の信頼を裏切る

最も卑劣で悪質な行為だ。

「福居製餡所」は約3年に渡る詐欺表示によって

1492万円を売り上げたのだから、それに見合う罰が必要だろう。

それが「ちゃんと表示しましょう」とか、

「表示違反の原因を報告しなさい」などで済まされるとすれば、

これからも「産地偽装」は後を絶たないだろう。



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