昨年12月28日の毎日新聞の記事によると、
セブンイレブンでは、おにぎりの消費期限を
約2倍に延ばす方針を明らかにし、
店頭で販売できる時間を現在の約18時間から
1日半~2日程度に延ばすという。
食品ロスの削減が狙いで、2021年3月以降、
順次、消費期限の長い商品に切り替えるようだ。
https://mainichi.jp/articles/20201228/k00/00m/020/319000c
目的は食品ロスの削減ということだが、
わが国で、食べられるのに廃棄される食品の量は、
年間約646万トンに上り、
これは国民全員が毎日茶碗1杯分の量のご飯を
捨てている計算になるという。
セブンイレブンによると、消費期限を2倍にすることで
おにぎりの廃棄は5割減るそうだ。
消費者としては、安全性やおいしさが
損なわれなければ何ら問題はないが、
セブンイレブンは「保存料は使わず、
包装する袋に窒素を入れて鮮度を保つ方法」
を検討しているという。
「おいしさを維持できるものからやりたい」
ということなので注目したい。
我々消費者も、奥から商品を引っ張り出すような
極端に消費期限の日付を気にする購買行動を
多少は反省する必要があるのでは、とも思う。
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