黙秘権はなぜ存在するか?

投稿者: | 1月 3, 2020

僕は以前から「黙秘権」などというものが

なぜ存在するかが不思議だった。

警察の捜査や裁判というものは、

犯罪の事実の究明が最重要目的であり、

そのために容疑者の供述は

極めて重要だと思われるからである。

であるにもかかわらず、

「黙秘権」により事実の究明を困難にし、

「疑わしきは被告人の利益に」ということで

どんなに疑わしい容疑者も決定的な

証拠がなければ無罪となってしまい、

さらには「時効」などという、

犯罪者の逃げ切りさえ許してしまう

法律まで整えられている。

僕には犯罪性向の強い何らかの勢力が、

犯罪者に有利なように法律を作り変えていった

としか思えない。

ウィキペディアの「黙秘権の趣旨と効果」の項目には

以下のような記述がある。

『黙秘権の保障は捜査機関拷問などの手段によって無理に自白を引き出すことを防止しようとする趣旨である[1]

黙秘権と自己負罪拒否特権の関係については、自己に不利益となる事実の供述を強要されない権利を自己負罪拒否特権、それを拡張し自己に利益か不利益かを問わずすべての供述を拒否し黙秘する権利を黙秘権として整理されることがある[2]。また、黙秘権とは被疑者・被告人の自己負罪拒否特権をいうと整理されることもある[3]。なお、自己負罪拒否特権は証人に対しても証言拒否権として認められている[3]。』

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%99%E7%A7%98%E6%A8%A9

最初に「拷問などの手段によって無理に自白を引き出す」

とあるが、いったいいつの時代の話なのだ。

誰も拷問や脅迫によって自供を引き出せなどと

考えてはいない。

拷問や脅迫がそんなに心配なら、

取調室に裁判所が管理する監視カメラを取り付け、

取り調べにおいて容疑者に不利益な扱いがあれば、

容疑者が裁判所に訴えられる制度をつくるなど

様々な対策が考えられる。

自己負罪拒否特権」というのも

意味が分からない。

なぜ容疑者が「自己に不利益となる事実の供述を

強要されない権利」を有するのか?

なぜ、そんなものが事件の事実の究明に

優先するのか?

「黙秘権」は容疑者の権利が過剰に認められており、

被害者や被害者家族の権利や心情が

完全に無視されている。

「黙秘権」は、フランス革命を契機に自白の強制を

防止する法制が必要と考えられるようになり、

17世紀後半のイギリスにおいて成立した。

この時代の「黙秘権」は、

拷問や脅迫による自白の強制を防止する観点から

生まれてきたようでもある。

大切なのは事実の究明なのだ。

事実の究明に容疑者の供述は

必要不可欠だろう。

にもかかわらず事実の究明以上に

容疑者の権利が重要視される法制度は

明らかに間違っていると思う。

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