伝統の意味

投稿者: | 11月 10, 2019

伝統というのは

時間によって磨かれてきた、

その地の風俗・習慣・文化

といえるだろう。

そうした伝統の中にも、

どこから見ても理屈に合わない

おかしなものもあるだろうが、

そうでない限り、

簡単に変えるべきではないと

僕は思う。

現代の子育てや教育、

家族関係や結婚、就職など

様々なことがうまくいかないのは、

伝統と隔絶した生活様式を

採るようになったからでは

ないだろうか。

たとえば戦後、日本人の食生活は

大きく変わった。

米と、魚と、野菜類で作られた

日本人の身体に

パンや牛乳、肉などが

取り入れられるようになった。

「コメを食べると馬鹿になる」

というデマまで飛ばされ、

日本人の食生活は急速に欧米化したが、

その影響は科学的な知見に

待たなければならないだろう。

牛乳は体に良いものと

僕たちは教えられたが、

最近はあまり飲まない方が良い、

という学者や管理栄養士の話も

耳にする。

牛の乳で育つ赤ちゃんは

どうなのだろう?

遺伝子組み換え食品にしても、

その影響が正しく論じられるのは

先の話である。

平成が始まる頃、

頭の形が良くなるなどの理由で、

赤ちゃんのうつぶせ寝が

ブームになった。

ところが平成4年に

うつぶせ寝により、乳幼児突然死症候群(SIDS

で死亡する可能性が有意に高い」という報告が

アメリカ小児科学会で出されると

状況は一変する。

あおむけ寝でゼッペキ頭になるなら、

うつぶせ寝にしたら鼻がぺちゃんこに

ならないかが僕なら心配になるが、

そういう懸念は親たちにはないようだ。

では、伝統にない事は

やってはいけないのかといわれると

「どうぞご自由に」と

答えるしかない。

人間は冒険や新たな挑戦によって

進化してきたのも事実だからだ。

とりわけ現代人は情報技術の進歩により、

大きな変化の時代を迎えている。

しかしながら、様々な変化は、

我々の伝統の土台の上にあるということに

思いを致すべきだと思うのである。


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カテゴリー: 政治・経済・社会編集

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